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ホロスコープとは?ホロスコープからわかることや読み方

占いには様々な種類がありますが、ホロスコープを用いて運命を読み解いていくものがあります。

占いに行ったり、インターネットで占いを見たりすると、ホロスコープという言葉を耳にすることがあるかもしれません。しかしホロスコープがどのようなもので、どのようなことを読み解けるのかまではわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ホロスコープについて特徴などをご紹介していきます。

ホロスコープとは?

ホロスコープ

ホロスコープとは、西洋占星術における天体の配置図のことをいいます。
西洋占星術では、ある時間と場所から見た時の惑星の位置によって、性格や運勢を読み解いていきますが、そこで必要となるのがホロスコープです。

誕生日が同じなら運勢も同じなのかと思うかもしれませんが、同じ誕生日でも生まれた時間と場所が異なればホロスコープも異なります。そのため、一人ひとり異なるホロスコープから性格や運勢を見ていくことになるのです。

また星占いと西洋占星術は同じ占いだと思われがちですが、実は異なります。星占いは太陽が位置している星座を基本として占いますが、西洋占星術のホロスコープでは太陽を含めた10個の惑星が生まれた時にどの位置にあったのかを示したものなので、星占いと異なり細かく一人ひとりの性質を見ていくことができます。

ホロスコープには「天体」「サイン」「ハウス」「アスペクト」の4つの要素があり、それぞれが重要な意味を持ちます。これらの要素を理解することでホロスコープを読み解いていくことができます。各要素の意味を以下でご紹介します。

天体(惑星)

天体と星座
ホロスコープでは10個の天体(惑星)がどの位置にあるかを見ていきますが、各天体それぞれに意味があります。

太陽

太陽は、太陽は人生の目的・目標、生命力を司っています。また太陽は、最も重要な惑星であり、その人の基本的な性質を示しています。

月は、物心つく前の感情・気質といった、素の性質を示しています。また太陽が表向きの性質であることに対して、月は裏の性格といえ、無意識のうちにしている癖や感情を表すのが月です。

水星

水星は、知性やコミュニケーション、言語能力を司っています。また太陽から一番近い水星は、太陽が示す意思や感情をほかの惑星に伝えるような役割を持っています。

金星

金星は、愛や豊かさ、調和、趣味嗜好などを司っています。金星を見ることで、何に価値を見出すかという個人の価値観や何に興味を持っているか、また恋愛対象なども知ることができます。

火星

火星は、行動力やモチベーション、情熱などを司っています。モチベーションややる気などが火星で生まれ、またその人の闘争本能など、勝負や競争への関心も示しています。

木星

木星は、拡大、発展、成功などを司っています。自分の可能性などを感じさせてくれるとともに、自分をどのようにして成長・発展させていくかといったことを示しています。

土星

土星は、制限、秩序、努力などを司っています。木星が広げたものに対して制限をかけるような役割があります。成長していくために必要な努力、課題などを示しています。

天王星

天王星は、変革、独自性などを司っています。天王星は過去の体制ややり方などを刷新して、新しい未来を作っていこうとするのが天王星です。

海王星

海王星は、直感やインスピレーションなどを司っています。また目に見えないものやスピリチュアル的なこと、無意識のうちに抱えていることなどとの関わりを示し、現実と理想の境界を曖昧にしていきます。

冥王星

冥王星は、破壊、再生を司っています。現状やダメなもの、ネガティブなことなどを根本から変える力を持っています。

サイン(星座)

ホロスコープでは、星座のことをサインと呼びます。先ほどご紹介した10の天体は、それぞれのサインに属しています。サインは、惑星の力の方向性を決めるものともいえます。
なお、ホロスコープで示しているサインは、天球を理論上12分割したものであるため、実際に星座がある場所とは異なります。

12星座は以下のような特徴を持っています。

牡羊座

ポジティブでチャレンジ精神があり、新しい皇都など積極的に挑戦する性質を持っています。また白黒はっきりさせる、考えるよりも行動するタイプです。

牡牛座

牡牛座は、五感に優れている性質を持っています。また落ち着きがあるため、のんびりとした印象がありますが、物事を途中で投げ出さず最後まで取り組んでいく性質です。また物事についてよく考えてから行動するタイプです。

双子座

好奇心旺盛で、新しい情報・知識など移り変わっていくものや一風変わったものなどに興味を示す性質を持っています。好奇心旺盛という点では、気になったもの・ことはやってみるタイプであり、臨機応変な対応力も持っています。

蟹座

愛情や思いやりといった性質を持っています。また感受性の高さも特徴といえます。身内や仲間には愛情を注ぎますが、心を許していない人や嫌いな人とは距離を置いたり攻撃的になることもあります。

獅子座

情熱や信念を持ち続ける性質を持っています。全力投球で努力を惜しまない、周囲に人が集まってくるといった特徴がある一方で、プライドが高いことが邪魔をしてしまうこともあります。

乙女座

求められたことなどを効率よく器用に、そして自分で考えて進めていくことができる性質を持っています。また完璧主義であることも特徴です。

天秤座

社交的で気配り上手、争いごとを好まないため仲裁役となるようなものごとのバランスをとることが上手い性質を持っています。

蠍座

人や物へ対する愛着・思い入れがが強い性質を持っています。また洞察力が高く、細かい変化にすぐに気づいたり相手のことを理解しますが、周囲への警戒心が強く人を信用しないため自分のことについては明かさないような特徴もあります。

射手座

好奇心旺盛で自由・楽観的な性格で、広い世界を夢見ている性質を持っています。楽観的でおおらかではあるものの負けず嫌いという性質も持っています。また正直者で素直ということも特徴です。

山羊座

責任感が強く、努力を惜しまない、ストイックな性質を持っています。慎重かつ冷静に物事を進め、また野心家でもあるため社会的な成功を求めていきます。

水瓶座

自由人で独創的な感性を持っています。そのため、変わっていると思われることもあります。また古い考え方などが苦手で新しいやり方や考えを取り入れていくなど革新的な性質を持っています。

魚座

他者への共感力や奉仕精神、優しく繊細といった性質を持っています。一方で、周囲の影響を受けやすいといった特徴もあります。

ハウス



ハウスとは、ホロスコープを12分割したもののことです。先ほどご紹介した10種類の天体がどのハウスに入っているかによって、その天体がどんな場面・方法・分野で輝きを発揮するかということを読み解いていくことができます。天体が入っているハウスは人生に影響を与えますが、天体が入っていないハウスは人生への影響が少ないということになります。

第1ハウス

その人自身の個性や性格、生命力といった本質の部分を表します。自分自身の性格、考え方、行動パターンなどを読み解くことができます。また周囲からどう見られているかということもわかります。

第2ハウス

金運や収入、財産などお金に関わる部分を表します。お金の使い方や稼ぎ方、貯め方など、経済的な状況を読み解くことができます。

第3ハウス

情報や知性、コミュニケーションなどを表します。そのように情報を集めて使うのか、身近な友人、兄弟姉妹などとのコミュニケーションの取り方・関係性などを読み解くことができます。

第4ハウス

家、家庭、家族、両親などを表します。家庭環境における傾向や家族の在り方に関する価値観などを読み解くことができます。またその人が癒される・安らぎを感じられる場所や物事などもわかります。

第5ハウス

自己表現や恋愛、趣味、創造性などを表します。自己表現の方法や趣味・恋愛などにおける楽しみ方などでどのような幸せを求めているかなどがわかります。

第6ハウス

労働や報酬、健康などを表します。仕事の役割や働き方、能力を発揮しやすい環境などを読み解くことができます。また健康についても見ていくことができます。

第7ハウス

パートナー、結婚、協力者などを表します。パートナーに求めることやどのような人と結婚すると幸せになれるかなどを読み解くことができます。また仕事における協力者・パートナーの選び方や人間関係などもわかります。

第8ハウス

相続、血縁関係、性などを表します。第7ハウスで築いた相手との人間関係の先である、家族、ご先祖さま、また血縁関係がなくても深い関係の人との繋がりを読み解くことができます。

第9ハウス

哲学、思想、学び、海外などを表します。哲学や思想への考え方、関心、専門的に何を学びたいかなどを読み解くことができます。理想を求めて学び、未知の世界に触れるといった意味で海外との縁などもわかります。

第10ハウス

人生の目標、社会的な役割・地位、達成などを表します。社会における役割や適職・天職、どんなことを達成するかといったことを読み解くことができます。

第11ハウス

友人、仲間、未来などを表します。交友関係やグループ活動など集団における楽しみ、友達付き合いなどを読み解くことができます。また未来への展望などについても見ることができます。

第12ハウス

潜在意識、目に見えない世界などを表します。潜在意識や無意識の時に考えていることなどを読み解くことができます。また人には知られたくない過去や秘密なども意味しています。自分では気づいていない潜在意識や才能なども見ることができます。

アスペクト

アスペクト

アスペクトとは、ホロスコープ上で天体と天体の間にできる特定の角度をいいます。ただし、アスペクトは90度、120度、180度などの特定の角度に限られ、その特定の角度が作られた時にアスペクトのある天体同士が影響し合います。アスペクトからは、何か起こった時の反応や行動・思考パターンなどがわかります。

またアスペクトには、「メジャー・アスペクト」と「マイナー・アスペクト」がありますが、ここではホロスコープを読み解く際によく使われるメジャーアスペクトをご紹介していきます。

コンジャンクション(0度)

2つの天体がほとんど同じ位置で重なることをコンジャクションといいます。この状態にある天体は、お互いの性質を強調し合います。

オポジション(180度)

2つの天体が真正面に向き合っている状態をオポジションといいます。2つの天体は緊張・対立を生みやすいです。オポジションを見ることで自分の中で矛盾していることなどがわかります。またお互いの性質が対立する一方で高め合う意味も持ちます。

スクエア(90度)

2つの天体が直角の位置にある状態をスクエアといいます。1つの天体がもう1つの天体に圧力をかけていて、困難や衝突、葛藤の状態ですが、それらを克服しながら乗り越える・現状突破に力を発揮します。

トライン(120度)

2つの天体が120度の位置にある状態をトラインといいます。お互いの性質の良さ・魅力を引き出し合う関係にあります。チャンスが訪れるという意味もありますが、順調に進むため、流れに流されてしまう可能性もあります。

セクスタイル(60度)

2つの天体が60度離れた位置にある状態をセクスタイルといいます。お互いの性質をフォローし合い協力関係にあります。お互いを補い合い、好機を生みます。

まとめ

ホロスコープは生年月日、生まれた時間、生まれた場所から見ていくため、同じ誕生日の人とも異なるホロスコープになります。ホロスコープからは、生まれ持った資質、才能、運勢など、自分の人生で起こりやすいことや自分の強み、苦手なこと、求めていることなどがわかるため、人生の指針となるヒントなどを得られます。ホロスコープを用いる西洋占星術で占うと自分を深く理解することにもつながるので、気になる方はぜひ占い師に細かく占ってもらってみてくださいね。

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