風水における方角の考え方と色の関係性とは?
引っ越しやお家を新しくしたり、インテリアを置いたりする時など、風水を考える方も多いでしょう。「この方角は風水的に良いのだろうか」と気になると思いますが、方角が意味することを知っておくと運気を上げることにつながります。
今回は、風水における方角の意味や方角別に相性が良い色、方角の測り方などをご紹介していきます。
目次
風水と方角
風水には、五行陰陽説という考え方が用いられています。五行陰陽説とは、自然界にある全てのものは「木・火・土・金・水」の5つの要素に分類され、さらに「陰と陽」の2つの要素の性質を持つという考え方です。
日本の風水では、8方位に分けて考えていきますが、8方位も五行に分類されています。
五行には、お互いの力を生かしていく良い関係のことをいう「相生関係」と、お互いを打ち消していく悪い関係のことをいう「相剋関係」があります。五行の考え方は、住環境や自分状態にも当てはめることができるため、例えば〇〇運を上げるためには〇〇色を取り入れるといったことで相性が良くなるように必要な色を取り入れたり、足りない色を補ったりすることで五行のバランスを整えることができます。このようにして、方角ごとに相性の良い色を取り入れることで、運気アップにもつながるのです。
方角の測り方
それでは、方角を測るときにはどこからどのように測れば良いのかご紹介します。
方角の考え方
風水では、8方位に分けて考えるとお伝えしましたが、それぞれの方位で角度が決まっています。
東西南北は30°、それ以外の北東・南東・南西・北西は60°に区切って考えます。このように、風水では方角の区切り方が決まっているので、まずはこの区切り方を覚えておくようにしましょう。
方角の測り方
方角を測る時には、家の中心から測っていきます。では、家の中心はどこなのか?ということですが、家の間取り図からみていきます。間取り図をみて、対角線が交わる点を「太極」といって家の中心となります。
とはいえ、正方形や長方形の綺麗な四角なら間取りなら対角線を引くのも簡単ですが、張りや欠けがあるお家も多いでしょう。そのような場合、欠けがある場合には欠けている部分を入れて測り、張りがある場合には張りの部分を切り取って測ります。
風水における方角の意味と相性が良い色とは?
風水における方角の意味と相性が良い色をご紹介していきます。
北
北は「水」の気を持ちます。また季節は冬を表しており、冷やす・冷えやすい方位といわれています。水は悪いものを流すという働きがありますが、水が動いていないと汚れてしまうため、水の気を停滞させないことが大切です。そのため、こまめに掃除をすることが運気アップにつながります。
北の方角が司っているのは、金運や恋愛運です。
相性が良い色は、ピンクやアイボリーなどです。北は冷えやすい方角なので、暖かみのある色を取り入れることがおすすめです。
北東
北東は「土」の気を持ちます。北東は、高い山を表すとされていて山は天候が変化しやすいように、変化しやすいという意味合いも持っています。そのため北東が不衛生な状態になってしまうと運気が悪く変化してしまうので、常に綺麗に保っておくことが大切です。また、家相では「鬼門」に当たる方角であるため、常に清潔にするとともに、水回りなどは避けたほうが良いでしょう。
北東の方位が司っているのは、金運や不動産運(引っ越しなど)、転職などです。
相性が良い色は、白や黄色、ブラウン、ワンポイントで赤などを取り入れることがおすすめです。また高い山を表す北東には、背の高いインテリアを取り入れることもおすすめです。
東
東は「木」の気を持ちます。気が生い茂り成長するイメージや東は朝日が昇ることから、成長、発展、進展などの意味が働きます。そのため、東は活力がみなぎったりチャレンジ意欲が湧くといったことにつながります。音や情報との相性も良いため、東の部屋を仕事部屋にすることなどもおすすめです。
東が司っているのは、仕事運や試験運、健康運などです。
相性が良い色は、青や水色、白などです。反対に、枯れた木をイメージさせるような色は避けるほうが良いでしょう。
南東
南東は「木」の気を持ちます。また風を呼び込む方角でもあります。南東は良縁を象徴する方角なので、相性の良い色を取り入れることで良縁を引き寄せ、発展させることにつながるでしょう。
南東が司っているのは、恋愛運、対人運、結婚運などです。
相性が良い色は、ピンクやオレンジ、緑、赤などです。人間関係に関する方角のため、相性の悪い黒やグレーを置くと人間関係や仕事の縁などに悪い影響が出る可能性があります。
南
南は「火」の気を持ちます。火は悪い気を燃やすという意味があるため、火を燃やし続ける木製のインテリアなどを置くと良いとされます。才能や美しさなどを磨きたい場合には、この方角を活かすと良いでしょう。
南が司っているのは、人気運、美容運、芸術運などです。
相性が良い色は、緑やゴールド、オレンジなどです。木製のインテリアを置く他にも、観葉植物などを取り入れることもおすすめです。
南西
南西は「土」の気を持ちます。そして土の気には、安定や不動という意味があります。南西は、大地や畑を象徴するため、背が高いものより低いものをインテリアとして置くと運気アップにつながりやすくなります。また、南西は家相では「裏鬼門」といわれます。
南西が司っているのは、健康運や家庭運などです。
相性が良い色は、茶色や緑、ライトイエローなどです。和やアジアンテイストのインテリアがおすすめです。
西
西は「金・お金」の気を持ちます。金運などに影響するのが西なので、西に良い気が流れると豊かさや喜びなどが得られるようになります。西に水回りがあると運気が流れると言われますが、綺麗にしておくことで金運アップにつながると言われるので、清潔にしておくようにしましょう。
西が司っているのは、金運、商売運、恋愛運などです。
相性が良い色は、黄色、ピンクです。金運をアップさせるなら黄色、恋愛運をアップさせたいならピンクを積極的に取り入れることがおすすめです。また、黒は運気を下げることにつながるので注意しましょう。
北西
北西は「金」の気を持ちます。また8方位の中でも一番力がある「主人」を象徴すると考えられています。そのため、家族などに影響すると考えられ、北西に家の主人の居場所を作るとその家の発展につながるといわれます。また北西は出世や事業運にも影響するので、ここが荒れていると悪い影響を受けやすくなります。
北西が司っているのは、仕事運、出世運、事業運などです。
相性が良い色は、白、ベージュ、オレンジ、緑などです。また金の気を持つので、ゴールドやシルバーなどもおすすめです。黒や青は避けたほうが良いでしょう。
まとめ
風水における方角の意味と相性が良い色についてご紹介しました。方角ごとに相性の良い色を取り入れることで運気アップにつながるので、風水を取り入れたい方は参考にしてみてくださいね。
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